【英語】共通テスト直前対策|リスニングで8割・10割取る対策方法

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共通テストのリスニングで点数をアップしたい人向けの3つのポイント

共通テストのリスニングを直前期からでも点数アップするための3つのポイントを解説します。現時点で5割程度しか取れなくても、今回ご紹介する対策で勉強すれば8割を目指すことが可能です。また、リスニングを仕上げて10割を目指したい人向けの対策もご紹介します。

共通テストのリスニングで点数を取るための主なポイントは3つあり、1つは「聞く耳を鍛える」こと、2つ目が「問題パターンの把握」、3つ目が「本番での解き方練習」です。この3つのポイントに集中して勉強すれば、共通テストのリスニングの得点を短期間でも伸ばすことができます。

特に、英語で何を言っているかが聞き取れない人や、聞き取れるのに問題が解けない人、そして「問題を考えているうちに次の音声が流れてしまって聞き取りが間に合わない」と困っている人に有効な対策です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

英語が聞き取れない人はまずシャドーイングで聞く耳を鍛える

共通テストのリスニングの直前期の対策として、まず聞く耳を鍛えることがおすすめです。リスニングの音声を聞いても、そもそも何の単語が発音されたのかが分からないという人に、この対策が有効になります。

英語の音声は、ある程度の分量を聞きこなしていないと、英語独特のアクセントや発音についていくことができません。そこで、シャドーイングという方法で英語の音声のリズムに慣れることをおすすめします。具体的には、『速読英熟語』など、音声CD付である程度まとまった長さの文章が載っている教材でシャドーイングを行うのが理想的です。ただし、もし『速読英熟語』を持っておらず、他に音声CD付の長文の教材を持っている場合には、それを使ってシャドーイングの練習をしていきましょう。

シャドーイングの具体的な方法は、基本的には音声CDを聞きながら、1秒~2秒ほど遅らせたタイミングで長文テキストを音読していくという形です。長文読解はできるのに英語が聞き取れない人ほど、このシャドーイングをしようとするとつっかえてしまう傾向があります。まずは、『速読英熟語』の1つの文章を選んで、スムーズにシャドーイングできるように繰り返し練習をしてください。

直前期となった今、すべての文章をシャドーイングしている時間は残されていないので、まずは1つか2つ最小限の文章でシャドーイングの練習をしましょう。同じ文章を繰り返しシャドーイングすることで、英語独特のアクセントやリズムに慣れることがこの対策の目的です。

共通テストのリスニングの問題パターンを把握しておく

シャドーイングと同時に行うべき直前対策は、共通テストのリスニングの問題パターンを把握しておくことです。

共通テストのリスニング問題では毎年決まったパターンが出されていて、そのパターンを把握しておくことで早く正確に答えを導きだせるようになります。反対に、このパターンを知らないと、英文が正確に聞き取れる力がある人でも引っかかって失点してしまうこともあるので、共通テストのリスニングのポイントは必ず押さえるようにしてください。この時おすすめの教材は『共通テストのツボ 英語リスニング』です。

『共通テストのツボ 英語リスニング』では、共通テストで出題されるリスニング問題について、「数字が出てきたらこのポイントに気を付けて聞く」であったり、「こういう内容が出てきたらこういう問題が出される」であったりいった傾向が解説されています。このポイントを押さえて、何に注意して英語の音声を聞き取ればよいかをあらかじめ具体的に知っておくことが重要です。

英語は聞き取れるのに共通テストの問題が解けないという人は、聞くべきポイントを外してしまっている可能性があります。そのため、『共通テストのツボ 英語リスニング』で解説されている内容をしっかり把握して、出題のポイントを確認しておくのが有効な対策です。英語を聞き取る力を鍛えるのと同時に、出題パターンを把握する勉強を進めていってください。

メモや先読みなど、共通テスト本番での解き方の練習をする

共通テストのリスニングの直前対策としてご紹介する最後のポイントは、解き方の練習です。特に、共通テストのリスニングの過去問を解いてみて、時間が足りないと感じる人や、問題を考えているうちに次の音声が始まってしまって困っている人に有効な対策となります。

共通テストのリスニングの問題では、問題そのもの以外に、試験内容の説明や解き方の指示について音声が流れる時間があるのが特長です。その時間を有効活用して、先に問題文の選択肢をざっと読んだり、おおまかな内容をメモしたりしておくことが、センター8割から10割を目指すコツとなります。

また、共通テストのリスニングの文章は2回読まれるため、1回目で解答がわかったら2回目の音声が流れている間に次の問題の選択肢を先読みするなどのテクニックも有効です。ただし、こうした解き方はしっかりと練習していないと本番で使えないので、過去問を使って解き方の練習をしておくようにしましょう。

まとめ

共通テストの英語リスニングの直前対策を解説しました。英語リスニングは直前の対策でも十分に得点アップが見込める教科です。特に、英語の聞き取り自体に不安がある人はシャドーイング練習を、そして聞き取れるのに問題が解けない人は『共通テストのツボ 英語リスニング』による出題傾向の把握や、先読みなどの解き方の練習を行いましょう。

現時点で5割程度しか点が取れていなくても、この直前対策を行えば必ず点数がアップします。共通テストまでの残り日数で1つでも多く問題パターンを把握して、リスニングの点数をアップしてください!

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